産後⾻盤・⾻盤底筋のトラブル
妊娠20 週頃から、出産に備えて⾻盤周り、関節靭帯を緩める作⽤がありるホルモン(リラキシン)により⾻盤周囲が約1 センチまたはそれ以上増⼤。恥⾻結合は2〜5 ミリ離開に伴い、、⾻盤が⾮常に不安定な状態となります。
それに加えて体重も10 キロ程度増えるため、腰痛、仙腸関節痛が多くなります。
<出産後の⾻盤>
出産時には⾻盤の関節、靭帯が⼤きく開きますが、⾻盤⾃体は出産後、⾃然に戻ろうと回復が始まります。出産をすることにより腰椎前弯、仙⾻前傾、⾻盤開きに伴い、股関節内旋がおこり脊柱起⽴筋群、お尻の緩み、殿筋群や他の筋に負荷がかかます。腹囲の急激な減少により、お腹たるみのみならず、腹筋(腹直筋・腹横筋)の過度の伸張により緩んでいて、腹圧が低くなり、体幹の⽀持が背部・腰椎、靭帯に不可がかかりやすくなり、頑固な腰痛の原因となります。
⾻盤の底にハンモック状に腹腔内の臓器を⽀えている、「⾻盤底筋群」は出産により損傷を受けており、出産後は排尿、排便トラブルも少なくありません。
当院では、産後の⾻盤矯正を専⾨的に⾏っており、安全かつ効果的な産後⾻盤矯正・⾻盤底筋エクササイズにより、早期のトラブルの改善と、美しい体へのリカバリーを⽬指します。