坐骨神経痛

坐骨神経痛の代表的な症状

坐骨神経痛は、お尻〜太もも裏側〜ふくらはぎにかけて痺れるような痛み・鋭い痛みがあります。
他には1部分だけに痛みがあったり、痛みというよりも熱感や冷感または足が締め付けられるような感じがするといった方もいて、症状は人によってさまざまです。
また腰を反ることで痛みが増強し、逆に前屈みになることで痛みが減少するというのも坐骨神経痛の代表的な症状です。

痛みによって長時間の歩行や座位(特に正座)が難しく、日常生活を送る中で大変になる場面も沢山出てきます。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛の原因はさまざまですが、多くは腰が原因と考えられています。
若者であれば腰椎椎間板ヘルニアや腰椎すべり症によるもの、中高年であれば腰部脊柱管狭窄症、高齢者であれば背骨の歪み、また筋力低下によっても引き起こされると言われています。

上記の原因がなんらかの形で坐骨神経を圧迫し、痛みや痺れを引き起こします。

坐骨神経痛の治療法

マッサージや温熱療法により患部の筋肉をやわらげ、痛みを軽減させる物理療法や、運動を行い徐々に筋力をつけていき腰椎への負担を軽減させる運動療法、またコルセット等の装具を使用し腰椎を固定し痛みを軽減させる方法などがあります。

それぞれの治療法には注意点もあり、物理療法では強い力でのマッサージは毛細血管が切れ痣になってしまったり、強いマッサージにより体が緊張していまいさらに痛みを増強させてしまう場合もあります。

そのため痛みが伴うような強い力で行うようなことはやらないようにしましょう。

運動療法では筋肉をつけようといきなり激しい運動を行うことで筋肉痛を引き起こしたり場合によっては倒れてしまうこともあります。

普段の運動量は人によって違いますのでまずは無理の無い範囲で運動を行い、体が慣れてきた所で徐々に運動量を増やして行きましょう。

コルセット等の装具は付けるだけでラクになりますが長期間使用することでさらに筋力低下を引き起こしてしまいます。
また正しい付け方をしないと他の部分の負担がかかってしまいます。正しい装着方法・装着時間を決めて活用して行きましょう。

まとめ

坐骨神経痛は原因部分を解消しなければ大幅な改善は難しいと言われてます。症状の出方や痛みの部位、既往歴等から何が原因で起こって解明に、その人にあった治療法を行って行く必要があります。また普段の生活の中で腰に負担が掛かるような動作を避け、痛みが酷い場合は一旦休むなどいったことを心掛けていくことも大切になります。

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